ききょうけん(キッズの教養を考える研究室)

「キ」ッズの「教」養を考える「研」究室

季節感とカレンダー(月編)~ピカピカの一年生の教養㊼~

 

 こんにちは、

キッズの教養を考える研究室、略して「ききょうけん」です。

 

 今回のピカピカの一年生の教養は「季節感」がテーマです。

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◎知識としての「季節感」

 

 前回の「ピカピカの一年生の教養」では、梅雨時ということで「傘の持ち方」について考えました。

 

※前回の記事はこちら↓

kikyouken.hatenablog.com

 

 この記事を書くにあたり「傘の話題を出すならこの季節」という感覚が、なんとなくありました。

 雨傘や雨靴は一年中使う道具なのですが、カレンダー等の絵としては6月に使われるケースがほとんどです。実際「傘の日」も6月11日に設定されています。 

 

 日本の生活では、この雨傘のように「この絵だったらこの季節」となんとなく決められているものがたくさんありますよね。

 リボンのついたパッケージに入ったハート型のチョコレートなら、2月とか。

 満月とウサギだったら秋だとか。

 

 

 そしてもちろん、サンタクロースはクリスマス(12月)というように完全にその季節限定のものも、たくさんあります。

 

 

 小学一年生がこうした「季節感」を学ぶのは、生活科の授業の中です。

 でも、国語や図工・音楽等の授業とも無関係ではありません。

 

「これは春?それとも夏?」というように直接的な知識がテスト問題として出題されるということはあまりないので、ダイレクトに学校の成績に関わるということはほとんどないとは思います。

 でも、日常的な会話や授業についていけるかどうかに関わって来る場合もありますから、「季節感のあるもの」を覚えておくことは、学校生活を円滑に送るのにとても役に立つでしょう。

 

 そこで、今回から数回にわたり、学校生活で見かけることのある「季節感のあるもの」をリストアップしていきますので、クイズにして出したり工作などの遊びに取り入れたりして、少しずつ覚える機会をつくってみてください。

 

 

◎今回は月ごとに分類されたものを紹介

 

 先ほども少し触れましたが、同じ季節感を表すものでも「かがみもちは1月」というように何月かを連想させるものと「雪は冬」というように季節を連想させるものがありますね。今回は「〇月」と限定して連想されることが多いものを紹介します。

 

 

<1月>

 

正月(羽子板と羽根・かがみもち・門松・富士山と日の出・年賀状・おせち料理・お年玉・初詣・独楽まわし・凧あげ・双六・福笑い・書き初めなど) 

成人式(振袖など)

 

<2月>

 

節分(鬼・豆など)

バレンタイン(チョコレートなど)

 

<3月>

 

ひな祭り(ひな人形・菱餅・ひなあられなど・桜餅など)

卒業式・卒園式

 

<4月>

 

入学式・入園式(ランドセルなど)

 

<5月>

 

こどもの日(こいのぼり・兜・ちまき・菖蒲・柏餅など)

カーネーション

 

<6月>

 

紫陽花

雨具(傘・長靴・レインコートなど)

 

<7月>

 

七夕(織姫と彦星・天の川など)

 

<8月>

 

夏祭り(おみこし・お面・綿菓子など)

盆踊り

花火

向日葵

 

<9月>

 

敬老の日

 

<10月>

 

体育の日(運動会)

ハロウィン(ジャックオーランタン・魔女・お化けとお菓子など)

 

<11月>

 

七五三(着物・千歳飴など)

 

<12月>

 

クリスマス(サンタクロース・七面鳥・トナカイ・もみの木と星など)

ポインセチア

大掃除

晦日(除夜の鐘・年越しそば・歌合戦など)

 

 

 

◎次回は春夏秋冬で考えます

 

 以上、「××といえば〇月」とされているものをピックアップしました。

 花火大会や運動会は別の月にも開催されますが、カレンダーで扱う月としては、それぞれ8月・10月とほぼ決まっていますね。

「事実としての知識」と同時に「世間一般のとらえ方」を覚えておくと会話がスムーズになることもあるので、できるだけ覚えておくと良いでしょう。

 

 次回は春夏秋冬の季節ごとに「〇〇といえば春」「〇〇といえば夏」と一般的に扱われているものをリストアップします。

 

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。