これまでの問題リスト~立ち読み計算ドリル番外編~
こんにちは、
キッズの教養を考える研究室、略して「ききょうけん」のベル子です。
紙や鉛筆をなるべく使わずに答えを判断する工夫について考える「立ち読み計算ドリル」、
今回は新しい問題は出さずに、これまでの18回分の問題を振り返ります。
今後もこのシリーズは続く予定ですが、初回から4ヶ月が過ぎ、いつ、どんな学年の、どんな内容を扱ったかがわかりにくくなってきました。ある程度問題がたまったところで、学年順に並び替えたまとめを作成した方が良いのではないかと思ったのです。
以前に出題した問題をそのまま出題し、今回の記事には答えをのせません。変わりにその問題を出題した回のリンクを貼っておきます。
大人の感覚では何の苦もなく解けてしまう問題も少なくないと思います。ただ、「自分の身近な子どもが、こういう問題苦手そうだな」と感じるものがありましたら、過去の記事もチェックしてみてください。
◎小学1年生
<問題>
太郎さんのお父さんは、今40歳です。9年たったら49歳になります。
では、今6歳の太郎さんは、その時何歳になりますか。
また、今9歳のお姉さんは、何歳になるでしょうか。
※掲載記事はこちら↓
◎小学2年生
<問題>
Aさん、Bさん、Cさん、Dさんの4人で的当てゲームをしました。
3回ボールを投げて、3回分の点数の合計が一番高い人が勝ちです。
それぞれの点数は以下の通りでした。
優勝したのは誰ですか。また、優勝者の得点は何点だったでしょうか。
Aさん→30点、50点、80点
Bさん→40点、80点、30点
Cさん→50点、50点、80点
Dさん→10点、70点、90点
※掲載記事はこちら↓
<問題①>※この回は2問ありました。2問目の後にリンクがあります。
次の①~③の九九について、1つ前の九九(式と答え)を言いましょう。
(例 さざんがく→さんにがろく)
① くくはちじゅういち→
② ろくしちしじゅうに→
③ しちしにじゅうはち→
<問題②>
次の①~④について、▢に当てはまる数を答えましょう。
例 18、21、▢ → 18、21、24
① 20、25、▢ →
② 35、▢、49 →
③ 20、16、▢ →
④ 72、▢、56 →
※掲載記事はこちら↓
<問題>
積が小さい順に、かけ算九九を並べていきます。例えば、積が一桁の部分を並べると
1×1=1
1×2=2、2×1=2
1×3=3、3×1=3
1×4=4、2×2=4、4×1=4
1×5=5、5×1=5
1×6=6、2×3=6、3×2=6、6×1=6
1×7=7、7×1=7
1×8=8、2×4=8、4×2=8、8×1=8
1×9=9、3×3=9、9×1=9
という風になります。
この時、積が5の式(1×5=5、5×1=5)と積が9の式(1×9=9、3×3=9、9×1=9)の間には、10個の式があります。
※下の赤い部分です。
1×5=5、5×1=5
1×6=6、2×3=6、3×2=6、6×1=6
1×7=7、7×1=7
1×8=8、2×4=8、4×2=8、8×1=8
1×9=9、3×3=9、9×1=9
では、
積が45の九九と54の九九の間には、いくつの式があるでしょうか。
(あくまでも1×1~9×9までの、一般的に九九と呼ばれている式に限ります。5×10や2×25などは含みません)
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◎小学3年生
<問題>
太郎さんは、今日の夜に放送されるテレビ番組を録画したいと思っています。
今家で使っている機械は、録画できる時間の長さが限られています。あと2時間28分だけ録画できるそうです。
番組は午後8時58分から午後11時17分まで放送されます。
この番組を最初から最後まで録画することができるでしょうか。
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<問題>
Aさん、Bさん、Cさんには、それぞれ欲しいものが3つあります。それぞれの欲しいものの値段は以下の通りです。
Aさん 398円、400円、290円
Bさん 495円、210円、298円
Cさん 416円、290円、290円
3人は、それぞれ1000円ずつ持っています。この中で、自分の欲しいものを3つとも買うことができるのは誰でしょうか。(消費税は考えないものとします)
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◎小学4年生
<問題>
※文章題というよりも、実際に工作するつもりで考えてみてください。
夏休みの工作でおもちゃのカードを作ることにしました。
3cm×4cmのカードと、3cm×3cmのカードが、それぞれ10枚ずつ必要です。
材料として、ここに縦10cm横20cmの厚紙が1枚あります。
もしも、何も考えずに適当に切ってしまうと、捨てる場所が多くなってしまうかもしれません。
例えば下の図のように切ったとしたらどうでしょう。
3cm×4cmのカードは10枚切り取ることができますが、3cm×3cmのカードが4枚しか切り取れず足りなくなってしまいます。
なるべく無駄な部分をつくらないように切り取ることを考えなくてはいけません。
では、この1枚の厚紙から3cm×4cmのカードと3cm×3cmのカードをそれぞれ10枚ずつ切り取るには、どのように切れば良いのでしょうか。
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<問題>
次の割り算の式のうち1つだけ割り切れるものがあります。それはどれですか。
A 773÷42
B 774÷43
C 775÷44
D 776÷45
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◎小学5年生
<問題>
以下のウインナーの中で一番お買い得な商品はどれですか?
①270g入りで298円
②100g入り×3袋で345円
③200g入り×2袋で398円
④450g入りで490円
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<問題>
次の3つの計算問題のうち、答えが最も大きくなるのはどれでしょうか。
A 103.2×1.19
B 99.77×0.82
C 7.423×9.24
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<問題>
次の4つの計算問題のうち、答えが最も大きくなるのはどれでしょうか。
A 552.2×4.981
B 721.3×9.924
C 19.11×20.21
D 0.295×111.1
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<問題>
A~Fの6つの品物があります。それぞれの本体価格(税抜きの価格)は以下の通りです。
A 2200円
B 2250円
C 2300円
D 2350円
E 2400円
F 2450円
実際に買い物をする場合、10%の消費税がかかります。
この中で、2500円で買える商品はどれでしょうか。複数あれば全て選んでください。
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<問題>
10%の税込み価格で1万円の商品があります。仮にこの商品に軽減税率が適用された場合、税込み価格はどのくらい下がりますか。A~Dの中から選んでください。
A 約160円
B 約180円
C 約200円
D 約220円
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<問題>
Aさんは、友達のBさんへのプレゼントを買うために、文房具屋さんにやってきました。予算は「1000円以内」です。
お店で商品を見た結果「これはBさんが喜びそう」と思うものが6つありました。
レターセット 710円
色鉛筆セット 640円
花柄のノート 320円
水色のノート 280円
シールセット 195円
4色ペン 175円
価格は全て「税抜き」のものです。実際に購入する際には10%の消費税がかかります。
この中のいくつかを組み合わせてラッピングしてもらい、プレゼントにしようと考えました。ラッピングは無料でしてくれるそうです。
Aさんが良いと思った組み合わせは次の①から④です。
① レターセット(710円)と4色ペン(175円)
② レターセット(710円)とシールセット(195円)
③ 花柄ノート1冊(320円)と水色ノート2冊(280円×2)
④ 色鉛筆セット(640円)と水色ノート(280円)
この中で、実際に1000円以内で買えるものはどれでしょうか。複数あれば、全て選んでください。
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◎小学6年生
※これまでの回で、小学6年生の学習範囲の出題はありませんでした。
◎中学1年生
<問題>
次のA~Dの4つの方程式のうち、解が「y=-0.2」になるものが1つだけあります。それはどれでしょうか。
※方程式で使われる文字といえば「エックス」がまず思い浮かびますが、今回「かける」の記号と見分けづらくなることを避けるため「ワイ」をっています。
また、一般的な解き方にそって解を求めると「y=-1/5」のように分数で答えることの方が多くなりますが、読みづらいため小数表記にしました。もちろん分数で考えていただいても問題ありません。
A 7.5y-8=4.5
B 0.7y-1.8=7.2y-0.5
C -5y+2=-3
D -120y+70=60y-140
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<問題>
次のA~Cの3つの方程式のうち、解が「y=20」になるものが1つだけあります。それはどれでしょうか。
A 0.03y+1.8=2+0.02y
B 0.4y=0.3y+0.3
C 7.5y+8=8.2y+0.5
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<問題>
半径10㎝、中心角が72°の扇形の面積は何㎠ですか。
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◎中学2年生
※これまでの回で、中学2年生の学習範囲の出題はありませんでした。
◎中学3年生
<問題>
①、②、③の3つの三角形について考えます。それぞれの三角形の3辺の長さは以下の通りです。
①の三角形→2㎝、3㎝、√2㎝
②の三角形→5㎝、4㎝、2√3㎝
③の三角形→7㎝、7㎝、7√6㎝
この中に、実際には存在しない、ありえない三角形が1つあります。
それは①~③のどれでしょうか。
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◎これからもよろしくお願いします
消費税増税と関連させて百分率を続けて扱ったこともあり、小学5年生の内容が多いですね。
小学6年生では分数のかけ算や割り算、中学2年生では確率の計算などがあるので、今後出題することがあるでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。