ききょうけん(キッズの教養を考える研究室)

「キ」ッズの「教」養を考える「研」究室

「お気に入り」機能付きの書店はありませんか~日曜日の雑談25~

 こんにちは、

「ききょうけん」のベル子です。

 

 土日は雑談記事を書いています。お気軽にお付き合いください。

 

 インターネットで本を買える時代になりましたが、私は今でも頻繁に書店へ足を運んでいます。

 

 そもそも、「あの本を買おう」と決めたうえで書店へ行くことは、あまりありません。「〇〇関連の本が欲しい」といった漠然とした目的しか決まっていないことが多いので、書店で実物を見て選ぶしかないのですね。場合によっては、特に何かを探す用事もないのに「何か面白そうな本があるかしら」と立ち寄ることもあります。

 また、少し話題になっている本をチェックできるのも、実店舗ならではですね。パラパラと目を通して、買うか買わないかを判断できますから。

 

 大きな書店へ行くとたくさんの本を見ることができます。自分が知らなかった面白そうな本ともたくさん出会える楽しい場所です。

 

 ただ、通販とは違って困ることが一つあるのです。それは、いわゆる「お気に入り」機能が無いことです。

 

 私の記憶力の問題もあるのかもしれませんが、「ちょっと気になるな」「面白そうだな」「買おうかな」と思っても他の本を見ているうちに記憶が曖昧になってしまうことがあるのです。その場で購入するなら問題ないのですが、「2~3日考えよう」なんて思って家に帰ると、後日その本を見つけ出すのが非常に難しかったりします。「気になる本」が1冊だけなら何とかなりますが、魅力的な本を何冊も見つけた時などは本当にぼんやりした記憶しか残りません。

 

 こんな時、キャッチ―なタイトルやコンセプトの本であれば、うろ覚えの情報を元にインターネットで検索して見つけられることも多いのですが、専門的な本や参考書などだと似たようなタイトルのものが多く、運よくヒットしても「この本だったっけ?」と自信が持てないこともしばしば。

 

 タイトルや著者名をメモしておけばそれで済むのですが、何となく気が引けてしまうのです。デザインにもよりますが、どうしても手帳の形状は本と似通ってしまうので、書き終わった後バッグにしまう動作を怪しまれてしまうんじゃないかと不安になってしまいます。

 携帯電話で表紙の写真を撮影してしまえばお手軽かもしれません。でも「デジタル万引き」なんて言葉もありますから、書店内でパシャパシャしていると、これもまた怪しい客だと思われてしまいそうです。

 

 なんとか「気になる本」をリスト化できるような方法・サービスがあれば良いのにと、いつも思っています。

 

 ただ、大きな書店へ行ったときには1つ活用しているものがあります。

 それは検索コーナーです。キーワードやタイトル、著者名などを入力して該当する本を探し、店内に在庫があるのか、あるならばどの場所にあるのか、といったことを調べることができます。そして多くの検索用の機械には印刷機能があります。「印刷」という文字をクリックすると、お目当ての本の情報(タイトルや著者名、出版社、在庫のある場所など)が印刷されたレシートのような紙が出てきます。

 それを見ながら置いてある場所を探したり、店員さんにお取り寄せ依頼をしたりできるようになっているのですね。

 

 私の場合は、それを反対に利用しているわけです。

 

店内で良さそうな本を見つける

ちょっと覚えておきたいけど忘れそう

検索コーナーへ行く

書名または著者名を入力

さっき見つけた本がヒットする

レシート状のメモを入手

 

というわけです。

 

 ただ、気になる本がたくさんある時は非常に大変な作業になってしまいますし、他に検索コーナーを使いたい人がいる時はその人を優先するべきでしょう。

 何といっても「後で買おうかどうか検討しよう」とメモを持ち帰る場合、最終的に購入を決めても、別の書店やそれこそインターネット通販で買ってしまうケースがほとんどです。メモを出してくれたお店の利益につながりません。

 

 できたら大手の家具屋さんであるような「注文カード」があると良いな、といつも思います。

 棚に並んでいる本の近くに、それぞれの本の情報が書かれた小さいカードを置いておき、気になる本のカードは持って行って良いというシステムです。

 そのカードを使ってウェブサイトでも発注できるようにしておけば、メモを持って帰って後で購入を決めた人の買い物も、店の売り上げにつなげられます。

 

 通販と実店舗を連動させる形になりますね。大手でないと難しいと思いますが、都会の大きな書店で見かけて気になった本を、お気に入りリスト化できる通販サイトがあったら良いのに。

 

 私の個人的な願望ですが、もし「現時点でそういうことやっている書店があるよ」という情報がありましたら、是非教えていただけないでしょうか。

 

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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