立ち読み練習問題(小2の数)~立ち読み計算ドリル番外編~
こんにちは、
キッズの教養を考える研究室「ききょうけん」のベル子です。
今日は先週と同様に、立ち読み計算ドリルの練習問題を紹介します。
今回出題するのは、小学2年生の内容を扱った記事「速く正確に数えるコツ(中編)」の類題です。
※該当記事はこちら↓
子どもに挑戦してもらえば、現在その子がどのくらい理解できているかが見えてくるでしょう。大人の皆さんにとっては「考えて答える」というほどの難易度ではないかと思いますが、もし気が向いたら脳トレくらいの気分でやってみてください。
問題は①~⑧の全8問で、全て「●の数を答える」問題です。
かけ算や10のまとまりを利用できるところでは利用し、利用しづらいところでは2~4のまとまりを作って素早く足して答えます。どこでどの数え方を使くかを適切に判断することが、なるべく速く正確に答えるためのポイントになります。
<問題>
※「●」が何列か並んでいます。全部でいくつありますか。
①
●●●●● ●
●●●●● ●●●
<答え>
正解は14個です。
②
●●●●● ●●
●●●●● ●●
●●●●● ●●
●●●●● ●●
<答え>
正解は28個です。
③
●●●●● ●●●●●
●●●●● ●●●●●
●●●
<答え>
正解は23個です。
④
●●● ● ●● ●●●
●●● ● ●● ●●●
●●● ● ●● ●●●
<答え>
正解は27個です。
⑤
●● ●●● ●●
●●●● ●●
●●● ● ●●●●
●●●● ●●● ●
●● ●●
<答え>
正解は33個です。
⑥
●●●●● ●
●●●●● ●
●●●●● ●
<答え>
正解は18個です。
⑦
●●●●● ●●●●●
●●●●● ●●●●●
●●●●● ●●●●●
●●●●● ●●●●●
●●●●●
<答え>
正解は45個です。
⑧
●●●● ●●●●
●●●● ●●●●
<答え>
正解は16個です。
◎最後に
④や⑧の問題などが特にそうですが、人によって「一番数えやすい方法」が異なる場合もあります。そのため「こう数えるべき」という決まったものはありません。一方で、明らかに効率の悪い方法で数えてしまう子がいるのも事実です。その場合は「こうするべき」というよりも「こうすると楽だよ」とか「こういう考え方もある」と紹介するくらいのつもりで説明しておくと良いでしょう。
一番重要なのは、やはり「正確さ」です。そのうえで「ひとつひとつ数えるのではなく、『まとまり』の概念を利用しようという意識を持つ」ことが最初の一歩になります。ただ40個近くあるにもかかわらず「7!」といった答えを何の疑問も持たずに言えてしまう場合は、「正確な数を答える」という課題の前に「おはじきひとつかみ分の個数や両手でひとすくい分の個数を予想し合う(近い方が勝ち)」といったゲームをして「だいたいの数」の感覚をつかむのもお勧めです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。