伝統芸能の学習に役立つサイトをご紹介~調べ学習にも活用できます~
こんにちは、ベル子です。
今日は小ネタとして、伝統芸能の学習に役立つサイトをご紹介します。
◎伝統芸能に関する教育
身近にいる子どもたちと話していると、学校で伝統芸能を扱うことが増えたのだなと感じます。
総合学習で歌舞伎を見に行ったり、夏休みの宿題で調べてくるように言われたり、国語のプリントに狂言が題材の読解問題が出てきたり。
私は子どもの頃、音楽の授業で雅楽のビデオ鑑賞を経験しましたが、能や狂言などについては社会科や国語で言葉として扱ったくらいで、実際に作品を見た記憶はありません。
文部科学省では、学習指導要領という「学校でどんなことを教えるか」の基準となるものを決めていて、10年ほどのスパンで改訂しています。
指導要領が新しくなるにつれ、私が子どもだった頃よりも、伝統や文化に関する教育の充実に力を注ぐようになってきました。
もっともこの「伝統や文化」というのは伝統芸能だけを指すのではなく、家庭科での和食とか算数での算盤なども含まれているようですが、いずれにせよ、以前に比べて歌舞伎や能などの学習は身近になったようです。
伝統芸能の知識が直接生活に役に立つことがどれだけあるかというのは、よくわかりません。
でも、そうした文化を理解することで、確かに自分の国のことや文化について理解を深めることができるのだろうと思います。
それに、文学作品や映画などの題材に使われることもありますから、楽しみの幅が広まりますね。機会があれば、どんどん学んでいった方が良いのでしょう。
でも、何からどう手を付けたら良いのかわからない。そんな時にお勧めのサイトをご紹介します。
◎国立劇場はサイトを見るだけでも勉強になります
紹介させていただくサイトは、国立劇場(独立行政法人日本芸術文化振興会)のホームページです。
国立劇場ホームページ→ https://www.ntj.jac.go.jp
国立劇場自体は、東京都千代田区にある劇場の名前です。伝統芸能の公演の他、それにかかわる人材の育成などもしています。
学校等を対象に鑑賞教室公演も実施しているそうですので、学校のカリキュラムの一環で観劇をするためにここを訪れる児童・生徒もたくさんいるのだと思います。
その国立劇場を運営している「独立行政法人日本芸術文化振興会」は、ウェブサイト上でも勉強になるコンテンツをたくさん紹介しています。
例えば、トップページの左下の方から「文化デジタルライブラリー」のページを開くと、能や歌舞伎だけでなく、雅楽や文楽などの紹介を見ることができるので、調べ学習などにも活用できるでしょう。
また、国立劇場の売店「文化堂」もホームぺージを開設していて、そこでは国立劇場が子ども用に作成した「かぶきの本」「のう・きょうげんの本」などを購入でき、観劇前の事前学習などに使えます。
私は「かぶきの本」を持っていますが、初めて学ぶには情報が多すぎず少なすぎずにちょうど良いのではないかと思いました。
文化堂ホームページ→http://bunkadou1.com/
子どもの伝統芸能の学習に付き合う時などに、是非覗いてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。