NHK for Schoolは宝の山?~新年度の教育番組をチェック~
こんにちは、
「キッズの教養を考える研究室」略して「ききょうけん」です。
本日は小ネタとして、「NHK for School」 のwebサイトを紹介します。気軽にお付き合いください。
※トップページへのリンク→ http://www.nhk.or.jp/school/
タイトルの通り、Eテレで平日の日中放映されている教育番組を、学校の授業で活用するための情報が載っているサイトなのですが、誰でも見ることができるように公開されています。
Eテレの番組自体もテレビで見ることができますから、「学校での授業」にこだわらず、家庭で楽しむこともできますね。
商業利用については色々と制限がかかりますが、個人的な学習に活用するのは問題ないでしょう。
◎新講座の始まる季節
この時期書店に行くと、ラジオやテレビの語学講座のテキストをたくさん見かけます。
「何かを始める」のに4月が一番都合が良い人ばかりではないと思いますが、講座の開始時期が4月と決まっているとなると、どうしても「4月から始めるか、今年はやめておくか」の2択で考えてしまいますね。CD等を購入すれば好きなタイミングで始めることもできますが、自分の都合の良い時期にCDとテキストを入手するのは、ちょっと面倒です。
ラジオやテレビの教育番組を見始めることを考えるなら、やはり一度、4月に初回が放送される前にチェックしておいた方が良いのかもしれません。
Eテレで放送されている小中学生向けの教育番組でも、4月に始まって3月で一区切りとなっている番組はたくさんあります。
今年度も3月で一区切りがつき、4月からの番組内容がすでに「NHK for School」のサイトで詳しく発表されているのです。
対象の年齢層も、扱っているテーマも、番組の世界観も、非常にバラエティに富んでいるので、どの子にとっても一つ二つは楽しめるものがあるのではないでしょうか。
この時期に内容をチェックして、気になる番組の初回を見てみることをお勧めします。
先生向けトップページ( https://www.nhk.or.jp/school/teacher/ )の右はしの方、中央より少し下くらいの場所の、「2019番組&WEBガイド」というアイコンをクリックすれば、番組の詳しいカタログのようなものを見ることができます。
(※アイコンにも書かれていますが、データサイズ約21MBのPDFファイルです。データ通信量にはご注意ください)
◎百聞は一見にしかず
「学校の授業で活用するための番組」ということで、教科書的な内容を分かりやすく映像化しているのかと思いきや、それだけではありません。
個性的な番組もたくさんあり、ツボにはまると学年や年齢関係なく癖になるだろうし、世界観が合わなくて見づらいと感じる子もいるだろうという、好みの分かれそうな番組も少なくありません。
例えば「歴史にドキリ」という番組では、歴史上の人物に扮した(「扮した」というより「コスプレ」という表現の方が近いかも)中村獅童さんがヒャダインさんプロデュースの歴史ソングを歌って踊るというコーナーがあります。
番組導入の寸劇では「武士から町人になった近松門左衛門が、不要になった刀をネットオークションに出品する」という「時代考証」を堂々と無視したシーンがあったり、その後の解説部分では、歴史で学ぶ内容が簡潔にまとめられていたりと、教育的要素を抑えつつ娯楽的な要素も大切にしているようです。
……と説明を聞いても、どんな番組かはイメージしづらいですよね。やはり実際の番組を見ないと、自分と合うか合わないかはわからないのではないでしょうか。
WEBでも番組の進行と合わせて、同じ内容を見ることができるものもあります。
今は年度末で全て放送済みのためアップ済みの動画が多く、たくさん見られるようです。
まずは、気になる分野やタイトルの番組を、WEBかテレビで一度チェックして、お気に入りを探してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。