ききょうけん(キッズの教養を考える研究室)

「キ」ッズの「教」養を考える「研」究室

自分を縛ることのメリットとデメリット~土曜日の編集後記7~

 こんにちは、

ききょうけんのベル子です。

 

 新年度が始まりましたね。

 私の実生活には今のところあまり変化がありませんが、「新年度から、ここをもっとこうしよう」と決めたことがいくつかあり、今のところ何とか続いています。

 何かを思い切って始めるにも良い機会ですよね。

 

「善は急げ」とか「思い立ったが吉日」なんて言葉もありますから、新年度を待たずに始められればもっと良かったのかもしれません。

 でも私は、「始めるのはいつでも良い」と思うと、どんどん後回しにしてしまう性格です。

「いつでも良い」と考えていたら、むしろ、新年度に入った今も始められていいないかも…。

 そんな自分自身と数十年付き合い、今更ながら自分の働かせ方が少しわかってきました。

 

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 ブログの方は先週書いた通り、4月から記事の更新ローテーションが少し変わりました。

 

月曜日20時→ピカピカの一年生の教養

火・金20時→今日から始める読書感想文

水・木20時→単発・小ネタの紹介

   土・日→投稿時間を決めずに雑談

と、なっています。

 

 ※先週の記事はこちら↓ 

kikyouken.hatenablog.com

 

  

 

 この「曜日ごとに書く記事を決めておく」というスタイルは、時々自分の首を絞める事態になっています。

 

「あの記事なら今すぐ書けそうなのに、今日のテーマと違うから、今日は別の記事をゼロから考えないと!」

ということが、しばしば。

 

 

 また、今のところ実際に困ったケースはないものの、この更新のしかただとピンポイントにタイムリーな内容を扱うのは難しいだろうなという気がしています。

 

「さっきテレビで話題になっていったあの話を今日の記事で書きたいけれど、今日のテーマと合ってないから無理!」

 

ということが、この先ありそう。

 

 

 ただ、この自分で作った縛りによって「ちょっと苦しい」と感じることは多々あるものの、その日の記事を書き終える頃には「縛りを作っておいて良かった」という気持ちになっていることがほとんどです。

 

 記事のテーマが自由だったら、毎日毎日記事のテーマを決めるまでにもっと時間がかかってしまったのではないかなと思うのです。「自由に選べる」というのは楽そうですが、選択肢が多くなればそれだけ「選ぶ」ことに消費されるエネルギーが増えます。

 決められたテーマでその日の記事を書くのは大変ではありますが「今日はもう、そのテーマで書くしかない」と腹をくくったからこそ内容がまとまったと感じることが何回もありました。

 

 

「最初の3ヵ月は毎日投稿する」もそうですが、はっきりルールを決めておかなかったら今頃ブログが続いていなかったのではないかなと、

正直なところ、そう思っています。

 

 

 私は「できる時にやる」と思っているうちは「永遠にやらない」性格のようです。

 もうそれをなおすことを考えるより、そういう自分をコントロールする方法を考えた方が現実的だと思えてきました。

 

 

 実際、縛られて大変なのも自分自身ですが縛って操縦するのも自分自身なので、操縦する側の気持ちとしてはゲーム感覚で楽しかったりもします。

「今日のアメとムチの選び方は我ながら上手かった!」

「よし、作戦成功!」

という達成感や爽快感を感じることも少なくありません。

 

 

 また、「土日は雑談する」とはっきり決めたことで、雑談記事(もともとブログ全体が雑談ブログではあるのですが、その中でも特に雑談要素の強い話)も気兼ねなく投稿できるようになりました。

 

 

 それに、長いスパンで予定が立てやすいというメリットもあるので、私にとっては、やはり必要な縛りだったと思います。

 

 

 

 ただ、もともと自分をしっかり律することができる方ににはお勧めできませんね。きっと縛り過ぎも良くないと思うので。

 

 私はきっと、いつまでも「縛り」が有効な人間のままなんだろうなと思いますが、これはこれで楽しい生活です。

 私と同じタイプの「自分操縦中」の方がいらっしゃいましたら、是非仲良くしてください。一緒に操縦方法を考えていきませんか。

 

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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