ききょうけん(キッズの教養を考える研究室)

「キ」ッズの「教」養を考える「研」究室

書き初め練習のお供に~毛筆練習用グッズを紹介~

 こんにちは、

キッズの教養を考える研究室「ききょうけん」のベル子です。

 

 冬休みの時期ですね。

 私の住む地域では、昨日112月24日が終業式という学校が多かったようです。

 地域差はあると思いますが、夏休みに比べると、学校ごとの違いはそれほど大きくないでしょう。

 

 宿題事情は学校や学年によって異なると思いますが、この時期の宿題として良く見かけるのが「書き初め」です。

 

 普段の授業では使わないような長いサイズの紙に指定された言葉を書くパターンもありますし、サイズや内容は自由で「とにかく毛筆で一枚作品を提出する」というパターンなどもありますね。

 夏休みの読書感想文や自由研究に比べれば、非常にわかりやすい課題です。指定された条件さえ満たしていれば、上手に書けなくても「やり直し」と言われることはないでしょう。とにかく仕上げて提出するだけなら、それほど時間もかかりません。

 

 でも、他の課題よりも厄介だと考えている人もいるのではないでしょうか。

 

 その理由はおそらく「道具の管理が大変」「家の中が汚れそう」といったものでしょう。

 書道教室に通っている子どもは道具の扱いにも慣れているでしょうし、宿題の書き初めを教室で見てもらえることも多く楽なのですが、「我が子が書道セットを使っているところを見たことがほとんどない」という場合、家で書き初めをさせるのはちょっと心配ですよね。

 地域によっては公民館などで書き初め会を開いているところもあるようですが、そうしたイベントが身近な場所で見つからない場合、細心の注意をはらいつつ家で取り組ませるしかないかもしれません。

 

 こぼしたり撒き散らしたりしたら大変なことになる「墨」を実際に使う前に、道具の使い方を子どもと確認しておきたい。

 

 そんな時は、一度「水」で練習してみるのはいかがでしょうか。

 

 例えば、Amazon楽天などのサイトを開き「水でお習字」で検索してみてください。

 

↓こういった商品が見つかります。

  

 

 水で濡らすとその部分だけ色が変わるシートが入っています。それを半紙に見立てて墨の代わりに水で字を書くことができるのです。水分が蒸発して乾くと字が消えてしまうので、どれだけ上手に書けても宿題として提出することはできませんが、反対に乾かせば何度も練習できます。

 

 上にリンクを貼った商品は筆や文字のお手本も入っていますが、シートだけでも売られています。シートだけ買って、家にある習字道具と水で練習することも可能です。

 

 いろいろな会社がいろいろなセットを出していますが、多くの場合書道セットの「硯」に当たる部分は入っていないようです。でも、そこは本番と同じ硯で練習してみると、ちょうど良いのではないでしょうか。

 

「家の中で墨を使うのがちょっと心配」という方は、まずはこうした道具を使う方法もあります。汚す心配のない状況で書道セットの扱い方を確認してから本番に臨めば、子どもも大人も、少し気持ちに余裕を持つことができるでしょう。

 

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

※来週(年末年始)の更新は不定期になります。

皆さま良いお年をお迎えください。 

 

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