ききょうけん(キッズの教養を考える研究室)

「キ」ッズの「教」養を考える「研」究室

ひらがな学習のための小ネタ集⑧~ピカピカの一年生の教養64~

 

 こんにちは、

キッズの教養を考える研究室「ききょうけん」のベル子です。

 

 現在当ブログでは毎週金曜日に、ひらがなを書く練習をする時に覚えておくと役に立つ、ちょっとしたコツの紹介をしています。今回はその8回目です

 

※前回の記事はこちら↓

kikyouken.hatenablog.com

 

 前回は、学校で文字の練習をする時によく使われる、4分割したマス目の入門編となる内容でした。

 分割したスペースのうちどの場所に何を書くかを意識する練習です。

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 今回はその続きで、4分割したマス目全体に、1つの形を書く練習になります。

 

 

◎ポイントをそのまま使う

 

 まずは「✕」で練習してみましょう。

 

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 左上の角から中央を通って右下の角へ、右上の角から中央を通って左下の角へと書きます。

 原則として、上から下へと線をひくように意識しましょう。

 

「✕」の次は「◇」と「△」です。

 

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 真横に伸びる線をひくときは、左から右に書くようにします。

 

 

◎真ん中あたりを探す

 

 ここまでは線と線の交点となる場所が目印でしたが、それに慣れたら点と点の間あたりから書き始めたり書き終えたりする練習をします。

 

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 もちろん「正確にど真ん中」というのは無理ですから、「だいたいこのくらい」という見当をつけて書くということになりますね。

 

 このひし形が書けたら、「部屋のまんなかあたり」を探して書く練習です。

 

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◎少しずらす練習

 

 大きめのひし形(正方形)や小さめのひし形(正方形)にも挑戦してみましょう。

 

↓外側よりに書けば、大きめの◇

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↓内側よりに書けば、小さめの◇になります。

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◎曲線にも挑戦

 

 最後に、曲線を書いてみます。

 

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 説明の都合上、マスの中に点を書きました。緑色の点は各スペースの大体中央と思われる場所です。(実際には点を書き込む必要はありませんが、子どもが中央の場所をイメージしづらいようでしたら、最初のうちは点を書いておくのも有効です。)

 水色の点と緑色の点を直線で結べば、先ほどと同じ「◇」になりますが、ここでは緑色の点から少し離れるように曲線を書く練習をします。

 

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 四角より丸に近い形になってきますね。

 

 また、反対側にずらして書く練習もしてみましょう。

 

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 星や手裏剣を連想させる形になります。

 

 

◎まとめると

 

・4分割にしたマスを利用して、形を書く練習をしてみましょう

 

・まずは線の交点同士を直線で結ぶ形から始めて、その後中点や各スペースの中央の場所をおおよそで判断して書く練習をします。慣れてきたら曲線の練習もしておくと役に立ちます。

 

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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